人間関係におけるストレスマネジメント

人と付き合うのってストレスがかかるもの

人と付き合うことは必ずしも楽しく幸せなことばかりじゃありませんよね。

仕事場での人間関係や家族との関係、彼氏・彼女や友達…
人と接する機会はたくさんあります。

その中で、毎回自分と意見が同じで価値観も一緒、という人はいません。
自分はたった一人。かけがえのない存在。

でも、かけがえのない存在が多数集まったときに、
うまくコミュニケーションを取る方法を知っていないと案外苦労するものです。

むしろ、自分自身との上手な付き合い方をマスターしている人というのは
あまり多くないかもしれません。

あの人が嫌い、会いたくないって思うとき

自分と合わない人、バッティングする人に対しては
なかなか心穏やかに接することが難しいのが人の性。

特に、身近で自分に関係する人であればなおさらです。

でも実は、自分が嫌っている人、会いたくもない人というのは、
自分の心の中の一部を映し出してくれている鏡的存在でもあるのです。

そして、自分が嫌っている人でも、その人のことを好きな人もいます。
会いたくないと避けている人が、実は周りからは人気者だったりすることもあります。

その人のことを見たり考えたりすると、自分の感情が揺らいでストレスが溜まる。
それは、自分の内面が反応していて、頭では認識できないけど心はちゃんと信号を出しているのです。

自分に対するチャンスの信号だと捉えらえると、ストレスは「気づき」に変わります。

自分が感じているストレスをプラスのパワーに変えることができたら、
人生とっても楽になると思いませんか?

ストレスのマネジメント方法

じゃあ、どうしたらストレスはなくなるの?

ストレスを完全になくす、ということはすぐにできることではないかもしれません。

個人的には、すべての状況に対してプラスに受け取ったり、
感謝できる人というのは悟った人ではないかと思っています。

ただ、ストレスがかかったときに反射的に怒ったり悲しくなったり切なくなったりしている場合は、
まずはその感情を反射的に感じていると自体に気づくこと。

例えば、突発的に怒ると、そのまま怒りの感情に任せてコントロールがきかなくなります。
(私自身はよくカーッと怒るとそのままエスカレートするパターンにはまっていました。)

恋人とちょっとしたことで気まずくなり、そのまま口論や喧嘩になると、
すぐに止めることは難しくなりますよね?

気まずくなったときは、その瞬間に『あ、今自分は気まずいと感じているんだ。』と知ること。
そして、その気まずさに耐えきれずに、相手を攻撃したり自分を攻撃するのを止めること。

気まずい、という気持ちをしっかり感じるということが大切です。

自分の感情をちゃんと気づいてあげて落ち着けることができれば、
あなたはとってもストレスマネジメントが上手になるでしょう。

相手が○○だから、と相手のせいにしてばかりいては、マネジメントは簡単ではありません。
相手が変わるまでエネルギーを使い続けて疲弊するよりも
ちょっと大変だけど自分を変える方が、結果的にはとっても簡単で早いんです。

これは、やった人にしかわからないことでしょう。

ぜひ、ストレスが軽減する生活を送りたいと願っている人は、
自分の心の声を聴いてあげて、自分の変化を許し応援してあげましょう。


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