「女性って、お金のことで変化が多いんです。ライフイベントとお金は関係しています。」
ファイナンシャルプランナーの福島えみ子講師による「資産運用入門」でこんなお話を聞きました。
このセミナーを申し込んだきっかけは、定期的に配信されるFPウーマンのメルマガ。
女性だけの独立系FP会社という珍しい会社で、セミナー、講演、個人マネー相談を行っています。
女性誌やマネー誌にも執筆記事が掲載されていて、先日はIRセミナーでも別のFPの方が登壇されていました。
私は日頃、美容や健康についてのブログを書いていますが、
『女性は、自分に投資するためのお金を自分で用意できる力が必要だよな~』と
思っていたので、今回雑記としてお金のことにも触れてみたいと思います。
個人的にそろそろ資産運用についても学んでおきたいと思っていたので、
女性に安心でほっこりしたこちらのセミナーを受講した感想をお伝えします。
キャトル柿の木坂本店の「うふプリン」とコーヒー
お金の勉強をした後はみんなでスイーツとコーヒーが楽しめる女性が喜ぶ2時間でした(^^)
「資産運用が必要なワケ」という導入で、
なぜ今の女性には資産運用が必要なのかを3つ教えてくださいました。
以前の日本は、国が国民の生活を守ってくれていた状況でした。
学校で勉強し、就職し、結婚し、住宅を購入し、定年退職し、幸せな老後…
が描きやすかったのですね。
私の祖母も、よく「いい高校と大学を出て、大企業に就職しなさい」と言っていました。
そして、「学歴のある旦那をもらってこの家を継ぎなさい」とまで(^^;
2世代上の年齢の人たちは、国から守ってもらうというのが当たり前のような考え方を持っている人が多いです。
しかも長寿になっているので、自分たちも子孫から面倒を見てもらいたい、と。
でも、今の日本は国や企業が国民の生活を守ってくれるようなゆとりはありません。
赤字大国になっていて、私たちの世代や1世代上は実は大変なのです。
企業は年功序列の終身雇用ではなくなってきていますし、
退職金がもらえなくなっているところも増えています。
手取りも減って、消費税は上がって、ここでインフレが起きたら…
とても怖い想像がよぎります。
お金を得るために一生懸命働いている中で、老後のお世話もするというのは
とても大変です。
こんな中で女性としては、自分の生活や家族の生活は
自分以外誰も保証してくれないということに気づかなくてはいけないのです。
経済的に自立した女性になる必要がある、ということですね。
金利0.02%の普通預金では、預けるだけでお金が増える昔とは違い、
今はほとんど増えません。
もし、100万円を銀行に預けて2倍の200万円に増やすとしたら…
なんと3600年後になります。
金利0.8%の定期預金でも2倍にするには90年必要です。
生まれた時から定期預金、でも間に合わない感じですね(^^;
資産運用するとしないとでは、年月を経るにつれてお金の増え方に大きな差が出てきます。
3~5%の利回りで毎月3万円30年間積立していくと、
何もしなかった場合に比べてお金が670万~1420万円ほど増えます。
(利回りの%によって増える額は異なります)
そもそも、お金を増やさなきゃ生活できないのか?という質問があるかもしれませんが、
私は増やさなきゃ幸せに生活することはできないと思っています。
手元に大きなお金がないうちは、保険に加入して何かあった時でもお金が払えるようにレバレッジをきかせたり、給与以外でのお金を増やす勉強と実践が必要だと思っています。
講師の福島さん自身は、いろいろな資産運用をされていて、ご自身のライフスタイルを大切にされていました。
『今月の生活どうしよう~、リストラされたらどうしよう~』と悲壮感漂う状況にいないのも、きちんとお金の勉強をされているからだと思います。
タイトルにも「Happyになる!」と入っている通り、幸せになるためにも資産運用について学んでおくことは必須ですね。
セミナー内容は、この後お金を増やす方法とそれをする人の向き不向き、お金を効率的に増やすコツを教えてくださいました。
盛りだくさんの内容でしたが、とてもわかりやすく初心者の私でも楽しめました。
他の参加者のみなさまも意欲的で、実際に始められている方もいました。
これを機に、私も預金(貯金)以外のお金を増やす方法を試していきたいと思います。