【「フィードバック」の語源は?】
もともと、フィードバックって軍事用語でした。
ミサイルを標的まで正確にと届くように、
軌道がそれたら軌道に戻るように伝え、
軌道上にいるときはそれでよいと伝える。
それがフィードバックなんです。
(と、先日のゆかふぇセミナーで学びました!)
つまり、フィードバックは2種類あって、
改善フィードバック(前者)
強化フィードバック(後者)
があるんですね。
この2つはセットで使うもので、
前者だけだといわゆる「ダメ出し」ばかりになってしまいます。
【改善フィードバックばかりだと…】
こういう上司、いますよね?(笑)
ダメ出しし続けられると、人間凹んで本来の力が発揮できなくなります。
ダメ出しばかりする人は、できるだけ後者の「それでいいよ」というフィードバックも伝えてあげると、部下はよく伸びます(笑)。
以前の私の職場の上司は改善フィードバッカーでした(苦笑)。
もちろん、愛のムチとも捉えられるし、私自身が仕事の目的に沿った行動をとれていなかったからなのですが…。
【フィードバックはなんのためにあるの?】
そもそも、フィードバックはなぜするのでしょうか?
それは、
目標があるから
なんですね。
目標がなければ、軌道上にいるかもいないかもわかりません。
だから、目標ありきなんです。
会社のチームで仕事をするときは、
目標をちゃんと共有した上で行動しないとうまくまとまりません。
人数が多いとなおさらです。
まずは、目標がないときは、目標を作ることからはじめて、それに沿った行動ができる経験を積むことが大切です。
【一番伝えたかったこと】
フィードバックは他人にするだけではありません。
それ以上に、毎日自分自身にしています。
ささいなことから大きなことまで、声に出さなくても一人会話をしているんですね。
ここで大切なことが、
「自分に厳しくなって、改善フィードバックばかりしていないか?」
ということです。
ちょっと話がそれますが、
自分に厳しい言葉ばかりかけている人は、つい他人にも同様にしてしまいます。
自分の改善点を見つける達人は、他人の欠けている部分も見つけやすいんです。
話を戻すと、自分にダメ出ししがちな人は(私もその一人です(^-^;)、
まずは、自分に強化フィードバックを毎日する訓練が必要です。
そうすることで、目標が叶いやすくなり、自信がどんどんついていきます。
自信のある人になると、自然体でゆとりがあり、個性的で魅力的な人になります。
自分との会話をもっと意識して、「いまだに、いい調子♪」など強化フィードバックを与えて見てください。
きっと、やる気も増しますよ(^-^)/