女性のための無料マネーセミナー

東京都丸の内の丸ビルで女性のためのマネーセミナーが開催されました。

今回は、社員は全員女性という株式会社FPウーマンの取締役 高山様のお話でした。

※セミナーの撮影はNGのため写真がありませんが、ご了承下さい。

FPウーマンさんは、2005年4月1日設立の10年間続く会社で、
ずっと女性がハッピーになるためのマネー相談をされています。

2005年当初は、女性のお客様が全く来なかったそうですが、
今や年間1000名の女性が個人相談に来られるくらい女性のマネーに対する関心が高まっているそうです。

私自身も数年前から自分の家の家計の見直しやら会社の会計やらを見るようになって、
(正確には見られるようになって^^;)
お金に対して興味関心を抱き、専門の方からアドバイスをいただくことの大切さを学んできました。

女性誌では、オレンジページやFRaUなどにFPウーマンご担当者さまの連載記事があるとのことで、
気軽に手に取って読めるようになってきましたが、まだまだ認知度は低いようです。

個別相談がまだ継続して提供されているので、女性なら一度は相談しておくと
今後の未来の設計が描けて、生活が楽になるチャンスがあると思います。

今回のセミナー内容

さて、少しタイトルから脱線してしまいましたが、今回のセミナーでは、
以下のことをわかりやすく2時間かけてお話しいただきました。

今の日本で何が起こっているのか?
 これからの時代に必要なのは…
必ず備えたい「5つのリスク」
賢くお金を育てるポイント
不安をなくす具体的なテクニック
 保険を活用するポイントと実際の活用例
 
 
うん、すべて詳しく聞きたい(笑)。
今年に入ってから、投資の勉強を始めることにしまして、
要はお金を増やしたいからなのですが、
具体的になにをどのように進めていけばいいのか、いまいちピンときていませんでした。
投資知識以外にお金という大きい枠での知識も増やしていきたいので、
総合的に教えてくれるものを探していたのでピンポイントで嬉しい内容です。

今の日本で何が起こっているのか?

現在の日経平均株価は?
これに即答できる参加者はほぼおらず…。

答えは、16,000を超えたとのことなんですが、それが上がってるのか下がってるのか?
意識的に見ている人じゃないとわからないですよね。
でも、この数字を見る習慣をつけるのは、実は日本経済を知る上で大切なのです。

アベノミクスで上向きになり、株、債券、リートで昨年の日本の日経平均株価から46.9%の上昇率だそうです。

日経平均株価1年
例)日経平均株価(期間:2年) by yahoo finance

ただ、2014年は昨年のようなブレイクはないとも言われています。
(経済動向はマインドによるので確かなものはありません)

今の日本は2%-3%の経済成長率で、バブル崩壊前の日本は、
8%という高い数字だったそうです。(この頃まったく経済に関心がない小学生でした)

バブル崩壊後の「失われた20年」という言葉すら知りませんでした。

こんな日本経済のことに触れながら、日本国と言う赤字大国のお話や、
今年からスタートした話題のNISA、401Kは税金優遇制度を設けるから
自助努力でなんとかしてほしいという国からのメッセージもあるということ、
少子高齢化と現役世代の税金負担のアップ、消費税増税、2050年には日本人口が1億人を大きく切る予測、という聞けば聞くほど不安が募る情報満載でした(笑)。

不安・心配が募る、ということは「今の私ではどうにもできないことがある」という現れ。
じゃあ、どうにかできるように、個人が賢くなっていくしか個人の感情をプラスにできることなどないじゃない
そう思って、しっかり聞き入りました。

消費税が8%になれば当然今までの生活と同様なら支出額は増えます。
年間、25-30万円程度の支出増(使う額によりますが)になるそうです。

自分の家庭は自分で守る。
だから、今のうちにお金の勉強を必死でして、ゆとりをもった生活ができるように工夫していこうと思いました。

まぁ、まずは6ヶ月から1年までの生活費分を貯蓄しておくのが第一条件ですね。

あと、収入を増やすこと。
今の仕事になってから、収入を増やすためには会社の利益を増やさないといけないのは明らかなので、要は会社の利益を増やすことに集中するということになります。

セミナーメモ
セミナーメモ

必ず備えたい「5つのリスク」

今回、女性のための備えのお話もありました。
5つのリスクに備えることで、気持ち的にもゆとりがでて安心できます。

病気・ケガ

虫歯治療と同じくらい現代は女性特有の疾病が増えているそうです。
順調なときはよいけど、リスクが出た場合にライフプランが変わってくるので対処が必要です。

収入の減少・ストップ

勤め先の給料カット、震災が起きた、など収入が減少したりストップする可能性はあります。
リーマンショック後はサラリーマンの平均年収は統計的に460万円から409万円に減少したそうです。

最低限の老後の生活

公的年金だけでは老後の生活が厳しくなってきています。
「ゆとりある老後」のためには平均36.6万円(夫婦で家持ちの場合)必要だそうです。
この額は、公的年金だけでは赤字ですね。

60〜64歳まで、65〜90歳(仮に90まで生きるとして)までの生活費を計算し、
それ以外のもしものための200〜300万円を合計すると…
リタイアするまでに2000〜3000万円貯めておくとよいそうです。

自分の介護

長生きな人生になりましたが、男性より女性の方が平均寿命が8歳長いです。
その分、お一人様の期間が長くなる可能性もあります。
今後どんどんお一人様の女性が増える予測も出ています。
自分の介護を考えておきましょう。

住む家がなくなる

老後も住める家を確保しておきたいところです。
もし持ち家をローンで買うなら、退職までに完済できる返済計画で購入する、とのこと。
現役のうちは賃貸で、貯金をしていき、リタイア後にキャッシュで買う、というのもありですね。

まとめ

今回の2時間のセミナーだけでもかなりボリュームが多い内容でした。
それでも足りないこと、もっと聞きたいことはたくさんあり、勉強していく必要があります。

「攻めのお金」と「守りのお金」のバランスをとっていくという
素晴らしい考え方もいただけたので、これを実践していきます。

その中で、「これだけはやろう!」というものが今回2つ決まりました。

1. 株式投資
攻めの方ですね。余剰資金で、小額から株式投資を初めて見ようと思っていたので、実践していきます。
ちょうどNISAもスタートしましたしね。

2. 保険の活用
保険の種類がたくさんあるので、保険も資産運用と考えて見ていきたいと思います。

女性はそれぞれのライフプランを持ってそのときに応じたやり方で、お金を賢く運用していけるように自分の力をつけていくことが大切だと改めて強く感じた機会でした。

FPウーマン公式サイト
http://www.fpwoman.co.jp


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